我が国は災害大国であり、近年に代表される阪神淡路大震災や東日本大震災以降も多くの自然災害が発生している。災害発生時には、保険薬局は早期に復旧し、災害活動への参加や被災地における医薬品供給、あるいは避難所等の被災者への支援など、多くの役割りが期待されている。
当委員会では、災害発生時に保険薬局がその地域の医薬品供給拠点として十分な機能を果たせるように、災害対応マニュアルや薬局事業継続計画(BCP)の作成、また具体的な支援策などの立案・検討を行い、さらに災害発生時には、速やかな状況把握と被災地における避難所等での支援活動を行って参ります。この他、国民の健康の維持・増進に関わる啓発や募金などの社会貢献活動の立案や支援についても行って参りますので、加盟各社のご参加と、ご理解ご協力を何卒、宜しくお願い申し上げます。
活動テーマ
- 災害対策について
- 社会貢献について
- 熱中症対策について
- 防災コンソーシアムCORE活動について
実施内容
活動テーマ1
- 災害発生時の対応や協力体制について、都道府県連絡担当、行政、薬剤師会との連携を図る。
- NPhAの周知を含めて、積極的に活動を広めていく。
- 災害対策についての研修会を実施する。
- 災害対策マニュアル、新型コロナウイルス感染症発生時等におけるBCPについて、適宜見直しを行う。
- 被災地派遣の際に着用するベストを製作する。
活動テーマ2
Save The Children Japan への募金協力について、継続して定期的に情報を発信していく。
また学術総会会場にて募金箱を設置し、来場者に周知活動とともに募金への協力をお願いする。
別途として、社会貢献活動を幅広く検討していく。
活動テーマ3
熱中症対策啓発活動について、啓発ポスター配布等を継続実施をしていく。
活動テーマ4
防災コンソーシアムCOREにおける災害時医薬品供給BCPに関する分科会へ参加し、適宜情報共有を行う。