協会について

名称

一般社団法人 日本保険薬局協会
 英語名:Nippon Pharmacy Association
 略称 :NPhA

目的

本会は、安全性、利便性、経済性のキーワードの基に、国民の利益を最優先に考える保険薬局の役割を明確にするため、国民の視点に立った保険薬局の育成、関連情報と業務の効率化及びそれらに付随する各種基盤整備等を行い、真に国民から信頼と満足が得られる保険薬局の実現に寄与するための以下の項目を中心とし目的とする。

  1. 社会構造の中での保険薬局業態の確立と育成
  2. 保健医療と予防医学、そして国民の健康普及の為、社会的インフラ整備推進
  3. 健康日本21や健康増進法にみる少子・高齢化社会に対応するヘルスケア概念と体制の提案と具体的実現に向けての活動
  4. 社会と国民に認知され必要とされる保険薬局業態の育成と産業化
  5. 全国の保険薬局業態と業務に必要な要件や果たすべく役割の実現とそこで働く薬剤師やスタッフを育成するための教育・研修等実施
  6. 保険薬局を取り巻く生活者・産業界・行政に対する建議・提言とその実行

規約

平成16年4月27日 設立総会において議決された規約を適用する。

会員

本協会は会員組織とする。会員の資格は、保険薬局を営む法人及び保険薬局業務に係わる法人を対象とする。会員は、その業務内容によって正会員、賛助会員、特別会員に分ける。

  • 正会員 :経営規模に係わらず、保険薬局を営む法人
  • 賛助会員:保険薬局の業務に係わる事業を営む法人
  • 特別会員:本会の目的に賛同し、協力をする団体及び個人のうち、本協会が認めるもの

事業活動

本協会は、発足時より短期的又は長期的事業計画を策定し、 以下の内容を中心に本協会の目的を達成するために必要な活動を行なう。

  1. 保険調剤、予防医学、スキルアップ等に関するセミナー・シンポジウム等の開催
  2. 会誌及び関連書籍の作成・発行・配布
  3. 内外関連学・協会その他関連団体との連絡・協力及び提携
  4. 各種研究の奨励及び研究実績の表彰
  5. 介護を含む総合医療・調剤・予防医学・薬剤師と保険業務にかかわる資格者の現状と代替調剤及び在宅・介護に関する研究・調査
  6. 医療先進国(米国・欧州等)研修等を通じての会員の技術・資質等の向上と研修を通じての人的交流及び関連情報の収集
  7. 国内外に対する調剤・医療情報等の提供
  8. 患者支援システムの構築と開発
  9. その他、本協会の目的を達成するために必要な事業

米国薬剤師会との連携

医療、特に薬局及び薬剤師業務の先進国であり、欧州をはじめ今世界中が導入しているクリニカル・ファーマシーを確立した米国の薬剤師協会と連携を密に行なう。 そして保険薬局の公正な運営、育成、人材育成、グローバルスタンダードづくりとそのシステム構築のノウハウから教育まで日本が必要とする仕組み・情報収集のため、米国薬剤師協会と強く連携し支援してもらう。 さらに、米国の薬科大学及び医療系大学、医療機関等とも連携し現場レベルでの交流も目指す。 また、将来は米国薬剤師協会だけに捉われず、欧州の薬剤師協会及びアジア諸国の関係協会及び行政、教育機関とも連携を図る。

関係行政機関及び団体等の連携

保険薬局の監督官庁である厚生労働省はもとより、保険医療に携わる日本医師会、日本病院医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、 日本病院薬剤師会及び今まで薬業界の発展に寄与してきた団体と連携を深め、本協会の活動の理解と支援を賜り、 また、地方自治体等関係行政機関に対しても本協会活動について連絡、報告を行い、関係各所との連携の強化により、 保険薬局が社会に根ざし国民に信頼され、成長、発展するために必要な活動を行なう。

さらに、保険薬局や薬剤師をはじめとするスタッフのレベルアップのために、 共通目的を持つ既存の職能、経済、学術・研究団体等と連携し、研究及び普及活動に積極的に取組む。

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